【施工事例】外壁塗装
先日外壁塗装工事をさせていただきました、焼津市I様のご紹介です!
塗料を塗る前の下準備として、高圧洗浄機で壁の汚れをしっかり落としていきます。
下地を塗り込んでいきます。
下地をしっかり塗り込むことで、後から乗せる塗料の仕上がりも変わってきます。
塗料を重ねていきます。
施工前
施工後
今回は、「ラジカル制御型シリコン塗料」というものを使用させていただきました。
塗料は、
・アクリル塗料
・ウレタン塗料
・シリコン塗料
・ラジカル制御型シリコン塗料
・フッ素塗料
・無機塗料
など、種類が沢山あります。
塗料を選ぶ時は、価格と耐用年数のバランスを見ることが大切です。
ちなみに今回選ばれたラジカル制御型シリコン塗料には、どんな特性があるんでしょうか?
ラジカル制御型塗料とは、ラジカル制御型の酸化チタンを使った塗料のことです。
壁を触った時に、手に白い粉が付着した経験はありませんか?
うっかり寄りかかって、背中が真っ白!なんてことも…
これはチョーキング現象と言って、塗料の膜(塗膜)が劣化することによって発生する現象です。
劣化の原因は主に紫外線です。
塗料に含まれている顔料は、白色や白っぽい淡い色を表現するために「酸化チタン」が用いられています。
「酸化チタン」が紫外線に当たると「ラジカル」が発生し、塗料の樹脂を壊してしまうため、塗膜の劣化につながる…というわけです。
ラジカル制御型塗料には、「ラジカル制御型の酸化チタン」と、
「光安定剤」というものが使われていて、チョーキング現象を抑制する効果があるんですよ!
塗膜の劣化を防ぐ効果もあり、外壁の耐久性を高める効果も期待でいます。
そんなに性能が良い塗料なら、高いのでは…と思いますよね?
実はラジカル制御型塗料は、高性能でありながら価格が安く、コスパが良いんです!
その理由は、塗料に含まれる樹脂が一般的に普及しているものだから☝️
選ばれる理由がよく分かりますね✨
ちなみにデメリットってあるの?🧐って思いますよね?
実はラジカル制御型塗料は、まだ市場に登場してから10年経ってない新しい塗料なんです!
他の塗料に比べて知名度・実績が少ないため、取り扱える業者も少ないのが現状です。
依頼する予定の業者様から「ラジカル制御型塗料は使えません」と言われないよう、事前に施工業者へ確認しましょう!